【Zassenhaus】 ザッセンハウス Zassenhaus 498 Rosel

1953～60年頃に製造された「Zassenhaus Nr.498 Rosel」。 スリムでコンパクトな箱型コーヒーミル。

膝で挟んで挽くニーミルと言われるタイプ。モデルナンバー498の何種類かあるバージョンの中の1台。

ザッセンハウスミルの中でもコンパクトで場所を取らず、美しい外観も魅力的。コレクションにも最適です。

プレートには、赤いライオンと黒いパラソルの絵柄とZassenhaus、Mokkaの文字。

Mokka（モカ）とあるので細挽き対応。

この個体の大きさ・重さのおおよその数値（奥行は粉受けつまみ含まず）

寸法：幅70×奥行125×高さ195mm
重量：約610g

幅約7cmとスリムで、 片手で楽に持てる軽量コンパクトなコーヒーミルです。

ミルの背面。

ミルの側面。材質はチェリーウッド。側板にブナのインレイ（象嵌細工）が施された美しい装飾も、この#498 ザッセンハウスミルの特徴。

ミルの底部分。かすれて全部は読み取れませんが、 他の写真から推測すると、 ROSEL Nr.498 Mokkaの文字が書かれているようです。

ミルの上面。ハンドルにはZassennhausのロゴが刻印。手前が粒度調整用のつまみ。後ろに豆を入れる蓋のつまみが見えます。

ドイツ語・英語・フランス語の3ヶ国語で表記された 粒度調整用のつまみ。 右に回すと細かく（FINE）、左に回すと粗く（COARSE）挽けます。

豆を入れるミルの蓋を開けたところ。開口部は34×41mmくらいの広さ。

ザッセンハウス 498 ROSELの頑強なミル刃。コニカル式構造の鋭い内刃と外刃で豆を粉砕。

ミル内部の様子。

Zassenhaus Nr.498 ROSELの粉受けを引き出した様子。 内部の素材は金属製。

金属製の粉受けにミル本体と同じ木材がネジ止め。つまみはプラスチック製。 引き出しは引っかかりもなくスムーズに開閉。

Zassenhaus Nr.498 ROSELは、 そのサイズ感や美しい外観で、手元に置きたくなる魅力に溢れたヴィンテージ コーヒーミルの1台。

仕様の異なる別バージョンが何種類かありますが、 隣のミルもその1台。 次のページで詳しく紹介。

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