【Nespresso】 ヴァーチュオ ネクストガイド

ヴァーチュオは「ラージサイズの泡立ちコーヒー」がワンタッチで飲めるカプセル式コーヒーメーカー。

従来のネスプレッソは、伝統的な高圧抽出のエスプレッソマシンで、エスプレッソとルンゴの2種類に対応。

一方、ヴァーチュオは、40mlのエスプレッソから535mlのカラフェまで「5つのカップサイズ」に対応。 230mlのマグサイズのコーヒーが飲めます。

カプセルを回転させながら抽出する「セントリフュージョン（遠心力抽出法）」で、お湯を染み込ませながら空気を含ませ、クレマたっぷりのコーヒーが完成。

ヴァーチュオのコーヒーは、エスプレッソ式ほど後味が強くないので飲みやすく、クレマを混ぜれば柔らかい口当たりで、ドリップコーヒー好きな方にもおすすめ。

VERTUO（ヴァーチュオ）システムでは、カプセルのバーコードを読み取り、自動で抽出設定（カップサイズ、回転数、注入湯量、湯温、蒸らし時間）を調整して抽出。

カプセル毎にボタンを選んだり、抽出量設定する必要がありません。

VERTUO（ヴァーチュオ）のカップサイズは5つ。エスプレッソサイズからラージサイズまで幅広くカバー。

アルト 414ml→カラフェ 535ml
マグ 230ml
グランルンゴ 150ml
ダブルエスプレッソ 80ml
エスプレッソ 40ml

※2021年9月15日からカラフェサイズが登場

VERTUO（ヴァーチュオ）のカプセルの種類は30種類以上と豊富で、 特にマグ230mlのラージサイズが充実。たっぷり飲みたい方におすすめです。

カラフェ：2種類
マグ：14種類
グランルンゴ：6種類
ダブルエスプレッソ：5種類
エスプレッソ：8種類

※2023年3月現在・限定含まず

抽出はワンタッチ

Vertuo（ヴァーチュオ）ネクストは、カプセルをセットしたら抽出ボタンを押すだけの簡単操作。 カプセルの種類に適した抽出設定でコーヒーが抽出できます。

使用済みカプセルを排出

コーヒー抽出後、ロックレバーを解除すると、使用済みカプセルをアームが吊り上げてコンテナに落下。コンテナは着脱式で、後始末も簡単です。

コンテナ容量は8個

使用済みカプセルコンテナ容量は8個。お手入れの際、底に穴の空いたカプセルコンテナ容器を取り外し、排水受け皿に溜まった水を捨てられます。

着脱式水タンク

水タンクは給水やお手入れが簡単な着脱式。容量は1.1L。

高さ調節できるトレイ

使用するカップの高さに合わせて3段階に調節できるカップサポート。排水グリッドは取り外して洗えます。

省電力（オートオフ）機能

本体を約2分間操作しないと自動的に電源が切れるオートオフ機能を搭載。

初めて使う前には湯通しをしておきます。 ヴァーチュオはカプセルによって5つのカップサイズがあり、 抽出量に合ったカップを用意します。マグなら390mlサイズを用意。

1.タンクに給水
2.電源を入れる（ロックして抽出ボタンを押す)
3.ロック解除してカプセルを置き、再びロック
4.カップを置く（トレイ高さ調節）
5.コーヒー抽出（抽出ボタンを押す）
6.設定量で自動ストップ
7.ロック解除してカプセル排出
▼詳しい使い方はこちら

電源を入れる
・ロックされた状態にする（レバー左）
・抽出ボタンを押す
・点滅→点灯まで約30秒で準備完了

電源プラグが差し込まれた状態でロック解除しても電源が入ります。

電源を切るには？
ロック状態で抽出ボタンを約3秒間長押しして離す。押したままだと抽出が始まる場合があり、要注意。

幅は狭いけど・・・
ヴァーチュオ ネクストのサイズは、幅が狭くて奥行が長いプロポーション。 高さも30cm以上あり、第一印象は「結構大きい」（隣はピクシー）。

サイズ感については置き場所（環境）によるところが多いので、 一概には言えませんが、もう少しコンパクトだったらなというのが本音。

奥行サイズに注意
ヴァーチュオ ネクストの実際の長さを測ってみたところ、壁にギリギリコードが触れた位置から測ると、トレイの先端まで約44.5cm。 本体サイズの奥行は37.4cmですが、オーバーハング部分は含まれていないため、 これから購入予定の方は、一応考慮に入れておいてください。

従来のネスプレッソとの違い
ヴァーチュオ ネクストは、ピクシー同様の「コーヒー専用マシン」。 ピクシーはエスプレッソに特化したマシンで、エスプレッソとルンゴ専用。

ヴァーチュオは40mlから414mlまで5種類のカップサイズがあり、 ラージサイズコーヒー向け。 それぞれ守備範囲が異なり、それなりに棲み分けはできている気がします。

※2021年9月15日からカラフェサイズ 535mlが登場

ドリップポッドとの違い
隣はUCCドリップポッドDP2A。ドリップポッドは純粋なドリップコーヒーですから、クリアで後味がスッキリ。 スペシャルティコーヒーも飲めます。

UCCのドリップポッドマシンは、ドリップコーヒーやお茶がワンタッチで飲めること、コンパクトさと静音さが特徴。

大きさ含め使いやすさは断然UCCですが、クレマ入りコーヒーが飲める点と豊富なカップサイズがヴァーチュオらしさ。 あと抽出時のエンターテイメント性？

電源ボタンはない
ヴァーチュオ ネクストに電源ボタンはなく、抽出ボタンを押すと約30秒後に準備完了。

独特の回転音
ヴァーチュオ ネクストを使ってみて、戸惑うのが抽出中のヒュイーンという回転音。 回転が早くなったり遅くなったりを繰り返しながら抽出します。

すぐには止まらない
止めようとして抽出ボタンを押してもタイムラグがあり、すぐには止まりません。慌てず待ちましょう。

電源オフに注意
電源を切ろうとして3秒長押ししたつもりが、長すぎて抽出が始まってしまったという失敗も何度か。無理せずオートオフに任せた方が安心。

カップサイズに注意
ヴァーチュオの特徴は、分厚いクレマ。 0.3Lのカップで マグカプセル（抽出量230ml)で抽出するとご覧の通り。 こぼれはしませんでしたが、きちんと推奨カップサイズ（マグは390ml)を よく調べた上で使いましょう。

マグサイズに満足
従来のネスプレッソほどの濃厚さや後味の強さはなく、 豊かなクレマと相まってブラックでも飲みやすいヴァーチュオ。

気になる点はいくつかあれど、「マグサイズの泡立ちコーヒー」が飲めるのが、ヴァーチュオの最大の魅力でしょう。

ヴァーチュオ専用カプセル

5つのカップサイズで楽しめるヴァーチュオ専用カプセル。 レギュラーサイズで飲みたい方は、グランルンゴ(150ml)とマグカプセル(230ml)がおすすめ。