【電気ポット】

電気ジャーポットは、沸かしたお湯をそのまま保温でき、給湯は押すだけの電気ポット。 安全面にも配慮され、保温温度が選べるのも便利です。

お湯の沸く時間は少量から沸かせる電気ケトルよりかかりますが、 容量も多く給水する手間も少なくて済み、いつでもお湯が使えるのが利点。 電気ケトルはその都度給水しなければならないため、 用途によっては電気ジャーポットの方が使いやすいご家庭も多いでしょう。

握力や指の力が弱くなった高齢者の方にも、ポットを持ち上げず「指一本」でお湯が注げる 電気ジャーポットは頼もしい存在です。

かつてはエアー給湯が当たり前だったジャーポットも、 軽く押すだけで注げる「電動給湯」が主流になりました。

基本的に沸騰・保温のシンプル機能で、値段的にもお手頃。 保温温度も選べるのが多く、 節電タイマー付きなら、使わない時間帯のムダな電気代を節約できます。

魔法瓶メーカーのタイガーや象印を筆頭に人気なのが、 ポットを真空二重構造にして保温性を高め、保温時の電力消費を抑えた省エネタイプの「電気まほうびん」。

電気ポットは保温時にも電力を使いますが、 熱が逃げにくい魔法瓶構造にして、電気代を節約します。

2011年タイガーから蒸気が外に出ない「蒸気レス」電気まほうびんPIA-A型が 発売。火傷や結露の心配がなく、安全安心。 従来にない斬新なデザインも注目の的。

2012年モデルからは、コードレス給湯機能が追加されたPIA-W型が発売。 従来型デザインのPIB-A型にも蒸気レスモデルが登場。

通電していないとお湯が出ないのが不便な方には、タイガーPIB-A220/300やPVW-A220/300 などの「コードレス給湯」付きがオススメ。 タイガーは電池を使わない「エアー給湯」で、まほうびん保温にして省エネできます。

象印は、単3電池を使用しコードレスでも電動給湯。
パナソニックは、充電式コードレスで電池不要。

電気ジャーポットで直接ドリップコーヒーを入れる方には、 象印に使われている「カフェドリップ給湯」が便利。

お湯の量を細くして簡易型ドリップバッグを入れやすくした機能で、 お湯の量が通常の約60%と少量ずつ注ぐので、コーヒーがじっくり蒸らせます。 電気まほうびんから電動給湯ポットまで幅広く採用。

電気ジャーポットは、保温温度が選べるのもメリット。 コーヒー、紅茶、カップ麺なら98℃、 煎茶なら80℃〜90℃、調乳用には70℃保温があると便利でしょう。

赤ちゃんのミルク作りに使うなら、温度が下がるのが早い通常の電動ポットの方が 使いやすいかも知れません。

ポット内を魔法瓶構造にして保温時の電気代を節約。保温80℃などの温度設定もOK。 ドリップコーヒー時に細く注げる「カフェドリップ給湯」。

ポット内を魔法瓶構造にして保温時の電気代を節約。便利な保温温度設定。 蒸気が出ない先進デザイン「蒸気レス」電気まほうびん登場。

カテキンなどの成分を引き出す「お茶入れ健康コース」が付いたパナソニック「省エネタイプ」。 押し加減でお湯の量を調節できます。

通常は電動給湯、コンセントを抜いてもお湯が注げる電気ジャーポット。 お湯が冷めにくい魔法瓶構造で、保温時の電気代を節約。

赤ちゃんのミルク作りに便利な70℃、お茶に適した80℃保温できる電気ポットなど、 各電気ポットの保温温度を 一覧表にまとめてみました。

コンビニなどの店舗、事務所、会社用に便利な業務用や大容量タイプ。

沸かして保温できる1L〜1.2Lくらいのパーソナルな電気ハンドポット。 パワーは控えめながら、 消費電力500W前後と使いやすいタイプ。