最近のネスプレッソ コーヒーメーカー、
特にイニッシアやUなどコーヒー専用マシンのコストダウンは激しいものがあり、
外装は徹底的に簡素になり、光り物はほとんどありません。
ネスプレッソがコンセプトラインから新世代になったエッセンサの頃は、
オートストップのコーヒー専用マシンでさえ、3万円くらいしました。それが今や
最も安いモデルでは
実売価格が
1万円を大きく切るものもあり、驚きを禁じ得ないのが正直なところ。
そのような状況を踏まえて、
ネスプレッソクラブでの
2014年10月1日発売直後の
ラティシマプロの価格を見ると、59,400円(税込)と、
決して安くないお値段です。
機能は多少シンプルですが、
同じオートカプチーノ機能搭載のラティシマプラスは、
29,700円(税込)と倍近い値段差があり、実売価格を考えたら比べ物にならないかも知れません。
逆に言えば、ラティシマプラスのお買い得感が増したとも言えます。
しかしながら、アルミボディを纏った高品質なシンプルな外装や
重量感あるトレイ、開閉レバーなど金属部分の質感がすばらしく、「プロ」の名に恥じない仕上がりは、
ラティシマプロでしか味わえないもの。
液晶ディスプレイによるメッセージ表示や
タッチセンサーボタンの軽快な操作感は、使い勝手の面で大きく進歩しました。
またLEDライトの視覚効果が抜群で、
電源を入れコーヒーを入れる度に、おしゃれでリッチな雰囲気に浸れるのは間違いありません。
高価な(エスプレッソ)コーヒーメーカーをせっかく買っても、使わなければ宝の持ち腐れ。
でも
オートカプチーノの
ラティシマプロなら、エスプレッソやルンゴはもちろん、
カプチーノやラテマキアート、ホットミルクも作れ、
さらにコーヒーメーカーでありながら給湯もできるのですから、至れり尽くせり。
デザイン性が高く品質感がアップした
「ラティシマプロ」は、機能面だけでない、持つことの喜びを感じられるコーヒーメーカーの一つかも知れません。
コーヒーメーカーとしては高価ですが、
使ってみればきっと満足度の高いものになることでしょう。
▼ラティシマプロ F456紹介ページ